授業科目名 | テーマ演習Ⅱ@知的財産法の新論点 |
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配当年次 | 2・3年次 |
単位数 | 2単位 |
授業担当教員 | 佐藤 恵太 |
履修条件 | 学部等における知的財産法(特許法および著作権法の全体をカバーする授業、CLSにおける「知的財産法Ⅱ・Ⅲ」)の既履修(同時並行履修でも良い)が強く望まれる。履修者は3年次生に限定する。 |
科目の目的・到達目標 | 特許法と著作権法(著作隣接権分野を除く)の基本判例の習熟と、最新裁判例・新たに提起された論点の傾向を理解することを目的とし、その内容を説明できるようになることを到達目標とする。 |
授業の概要 | 毎回、担当者が事前に告知したテーマについて、総合判例研究を実施する。各回2名程度の報告者による報告を聞き、質疑応答を中心に授業を進める。なお、履修者数によっては、方針変更の可能性がある(第2回授業までに決定する)。 |
講義内容 | 1 特許要件 2 権利範囲の認定 3 間接侵害、試験研究のための実施 4 消尽論をめぐって(インクジェット特許) 5 著作物性 6 カラオケ、音楽著作物の利用 7 編集著作物 8 私的使用 9 権利制限 10 美術の著作物をめぐる論点 11 公衆送信権侵害、P2P、カラオケ法理の展開事例①(まねきTV、ロクラク最高裁判決等) 12 カラオケ法理の展開事例②、音楽教室最高裁判決 13 著作者人格権侵害 14 並行輸入 15 総復習・まとめ等(具体的内容は、開講後指示する) |
評価方法 | 報告内容(口頭報告およびレポート)についての評価(80%)、授業中の発言質問等(20%)の総合評価。 |
テキスト・参考文献等 | (テキスト) 別途印刷物を配布。 (参考文献) 小泉ほか『ケースブック知的財産法(第3版)』(弘文堂、2012年)、『特許判例百選(第5版)』、『著作権判例百選(第6版)』。なお、入手できる方は、大渕・茶園等編『知的財産法判例集(第2版)』の利用をおすすめする。 |
科目群 | 演習 |
サブタイトル | 知的財産法の新論点 |