授業科目名 | 1群特講B@民法事例演習【1群特講Ⅰ@民法事例演習】 |
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配当年次 | 2・3年次 |
単位数 | 1単位 |
授業担当教員 | 釘澤 知雄 |
履修条件 | 特に履修条件は設けない。ただし、全員参加の授業形態もあるので20名以下とする。履修希望者が多い場合は、3年次を優先し、更に必要なときは抽選とする。 |
科目の目的・到達目標 | 具体的な事例を素材にして依頼者の希望を実現するために有利・不利な事実を拾い出し、次にそれらを基にしてどのような法的な効果が生じるのかを考え、攻撃防御に必要な要件事実を組立て、説得力のある文章を起案する。更に、当該請求を受ける側になって有利・不利な事実を拾い出し、攻撃防御に必要な抗弁(反論)を説得力ある文章で起案する。それによって、事案解決のための考察力、事実の分析力、説得力ある法的な文章力及びバランス感覚を養うことを目的及び到達目標とする。 |
授業の概要 | 事前配布する毎回の各テーマ(民法の実務的諸問題)について事前に期限内に回答して貰い、授業において解説を行う。要件事実については、具体的な事案について原告・被告双方の陳述書等を基にして意見書、訴状、答弁書、準備書面等を起案して提出して貰う。 |
講義内容 | 第1回 要件事実の基礎(1) 第2回 要件事実の基礎(2) 第3回 訴状の起案(錯誤・詐欺に関する事案) 第4回 答弁書の起案 第5回 建物所有目的の土地賃貸借契約における法律問題を学ぶ(1) 第6回 建物所有目的の土地賃貸借契約における法律問題を学ぶ(2) 第7回 複数契約 第8回 まとめ・総復習(具体的内容は、開講後指示する) |
評価方法 | 平常点(提出起案及び授業への積極的な参加。欠席は減点事由とする。)及び期末試験の成績によって総合的に評価する。評価の割合は平常点40%(提出起案30%・授業態度10%)、期末試験60%の割合で評価する。 |
テキスト・参考文献等 | (テキスト) 特になし。 (参考文献) 大島眞一『完全講義 民事裁判実務の基礎〔第3版〕上巻』民事法研究会・2019年 同上 『完全講義 民事裁判実務の基礎〔第2版〕下巻』民事法研究会・2013年 同上 『新版 完全講義 民事裁判実務の基礎 入門編〔第2版〕』民事法研究会・2018年 同上 『新版 完全講義 民事裁判実務の基礎 発展編』民事法研究会・2016年 その他、事実認定及び要件事実論に関して定評のある文献 |
科目群 | 法律基本科目群 |
サブタイトル |