授業科目名 | 医療と法 |
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配当年次 | 2024 |
単位数 | 2単位 |
授業担当教員 | 松石 和也 |
履修条件 | 特になし。 |
科目の目的・到達目標 | 医療事故の発生と紛争に至る原因、医療訴訟とその手続き、法的問題点について理解すること、その背景にある医療制度の現状と問題点を知ることを目的とする。医療に関する問題について、患者側及び医療機関側のどちらからの相談及び紛争解決についての依頼等にも応じられるようになることを到達目標とする。 |
授業の概要 | 医療と法の関わりは多面的である。法律家は医療事故ばかりでなく生命倫理、医療制度等多くの事柄について関与することが求められている時代である。本講義では医療事故、医療訴訟について学び、併せて医療制度における法律問題、終末期医療や臓器移植等法と倫理に関する主な問題についても触れる。法律実務でもっとも関係が深いのは医療事故、医療訴訟であるので、受任から訴訟手続きまでの実務と医療訴訟の現状が、授業の中心となる。 |
講義内容 | 第1~6回(第1~3週)医業及び医療従事者について 第7~10回(第4・5週)医療訴訟 第11~14回(第6・7週)医療事故の法律上の責任 第15~20回(第8~10週)インフォームド・コンセントについて 第21・22回(第11週)診断書をめぐる問題点、応招義務について 第23・24回(第12週)異状死体の届出義務について、医療事故調査制度について、守秘義務について 第25・26回(第13週)医療事故防止(リスクマネジメントについて) 第27・28回(第14週)臓器移植をめぐる諸問題、安楽死・尊厳死について 第29・30回(第15週)期末レポート |
評価方法 | 学期末レポートに80%、発言等の授業への参加状況20%の割合で配分し、評価する。 |
テキスト・参考文献等 | 授業担当者作成のレジュメを使用する。その他の資料は配布する。 (参考文献) 小海正勝『看護と法律』南山堂、2004年 |
科目群 | 展開・先端科目群 |
サブタイトル |