授業科目名 | 1群特講C@多数当事者訴訟の諸問題【1群特講Ⅱ@多数当事者訴訟の諸問題】 |
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配当年次 | 2024 |
単位数 | 2単位 |
授業担当教員 | 二羽 和彦 |
履修条件 | 「民事法総合Ⅲ」を単位修得済みであること。 ※「1群特講Ⅰ@多数当事者訴訟の諸問題」を単位修得済みのものは、この科目を履修することはできない。 |
科目の目的・到達目標 | この科目の目的は、民事訴訟法における主として多数当事者訴訟に関する理解を深めることである。そして、多数当事者の領域における諸問題について、(1)事案を整理・読解し、法律的に重要な事実を的確に把握すること、(2)事実関係に民事訴訟法上の要件や基準を的確にあてはめ、その適用や類推適用をすること、さらに、(3)判例・学説の立場を批判的に検討すること、以上ができるようになることが到達目標である。 |
授業の概要 | 授業は、下記テーマについて、事前配付資料に基づき進行する。必要事項については講義を行い、同資料に掲げられた設問については質疑応答を行う。議論するなかで、多数当事者訴訟に関する理解を深めていってほしい。 なお、第7回の授業の前半で中間試験(試験時間は50分)、第15回の授業で学期末試験(試験時間は50分)を実施し、各受講者の理解度をはかる。また、中間試験および学期末試験の答案については、採点およびコメントを付したうえで返却する予定である(よく復習しておいてほしい)。 |
講義内容 | 第1回 イントロダクション 第2回 複数の当事者をもつ訴え (1) 第3回 複数の当事者をもつ訴え (2) 第4回 複数の当事者をもつ訴え (3) 第5回 複数の当事者をもつ訴え (4) 第6回 当事者の変動 (1) 第7回 当事者の変動 (2) 第8回 当事者の変動 (3) 第9回 当事者の変動 (4) 第10回 当事者の変動 (5) 第11回 当事者の変動 (6) 第12回 当事者の変動 (7) 第13回 複数請求訴訟 (1) 第14回 複数請求訴訟 (2) 第15回 〔学期末試験の実施〕 まとめ |
評価方法 | 平常点〔授業中の発言や回答の内容等を総合的に評価〕(40%)、中間試験(30%)、学期末試験(30%)の割合で評価する。 |
テキスト・参考文献等 | (テキスト) ・特に指定しないが、必ず定評のある民事訴訟法の体系書を用いること。 ・履修者には、C plusを通じて、事前に授業用資料を配付する。 ・新判例等があれば、必要に応じてその都度「追加資料」として配付する。 (参考文献) 高田裕成・畑瑞穂・垣内秀介編『民事訴訟法判例百選(第6版)』(有斐閣、2023年) |
科目群 | 法律基本科目群 |
サブタイトル |