授業科目名 | 国際人権法 |
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配当年次 | 2024 |
単位数 | 2単位 |
授業担当教員 | 小坂田 裕子 |
履修条件 | 特になし。初学者を対象とする。 |
科目の目的・到達目標 | 本科目の目的は、我が国が批准している人権条約の解釈、適用を通じて、我が国における人権問題の若干の側面を理解することにある。 本科目の到達目標は、国際人権条約の国内的、国際的な実施の方法について具体的な問題を掘り下げて考察し、説明できるようになることにある。 |
授業の概要 | この科目では、国際人権条約がどのような権利を保障し、我が国の国内法体系において、どのような地位、法的効力を有するかを学び、理解する。 |
講義内容 | 第1回 イントロダクション-国際人権法の生成と展開 第2回 人権問題の国際化 第3回 国際人権規約 第4回 政府報告制度 第5回 個人通報制度、人権に関する国際連合の主要な機関とその機能(1) 第6回 人権に関する国際連合の主要な機関とその機能(2) 第7回 国連特別手続の利用 ゲストスピーカー(弁護士) 第8回 人種差別撤廃条約、拷問等禁止条約 第9回 女性差別撤廃条約、子どもの権利条約 第10回 障がい者権利条約、難民条約 第11回 難民認定手続き ゲスト・スピーカー(弁護士) 第12回 先住民族の権利に関する国連宣言と日本 第13回 地域的人権保障 第14回 国内裁判所における人権条約 第15回 総復習と質問 |
評価方法 | 平常点(出席状況及び質疑への応答(10%)、ミニテスト(30%))及び期末レポート(60%)により総合的に評価する。 |
テキスト・参考文献等 | (テキスト) 基本的には配布レジュメを中心として授業を進める。 (参考文献) 『条約集』(有斐閣、東信堂等) 森川幸一・兼原敦子・酒井啓亘編『国際法判例百選(第3版)』有斐閣、2021年 芹田健太郎、薬師寺公夫、坂元茂樹著『ブリッジブック国際人権法(第2版)』信山社、2017年 申惠丰『国際人権法(第2版)―国際基準のダイナミズムと国内法の協調』信山社、2016年 |
科目群 | 展開・先端科目群 |
サブタイトル |