授業科目名 | 4群特講Ⅱ@刑事事件における証拠構造について |
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配当年次 | 2024 |
単位数 | 2単位 |
授業担当教員 | 中川 深雪 |
履修条件 | 「刑事法総合Ⅰ・Ⅱ」及び「刑事訴訟実務の基礎」を履修していること。履修希望者が10名を超える場合は、抽選とする。 |
科目の目的・到達目標 | 刑事訴訟法の証拠法の十分な理解を前提に、刑事裁判における証拠構造、すなわち各証拠と事実の結びつきや間接事実の推認力、推認過程への考察を深めることを目的とし、事実認定の基礎的能力を身に付けることを到達目標とする。 |
授業の概要 | 最初に、刑事訴訟法の証拠法に関する判例分析を行う。 その後、証拠構造を構成する「主要事実」「間接事実」「補助事実」また「要証事実」「立証趣旨」「直接証拠」「間接証拠」等の意義や概念、相互の関係や問題点について、教員が解説を行った上で、後半では、模擬教材等も使いながら、具体的事実に即して、検討する。具体的事例については、学生によるレポート提出をもとに、質疑応答を行う。 |
講義内容 | 第1・2回 ガイダンス 概要 第3・4回 証拠法判例分析1 第5・6回 証拠法判例分析2 第7・8回 証拠法判例分析3 第9・10回 証拠構造論1 第11・12回 証拠構造論2 第13・14回 証拠構造論3 第15・16回 証拠構造論4 第17・18回 実践応用1 第19・20回 実践応用2 第21・22回 実践応用3 第23・24回 実践応用4 第25・26回 実践応用5 第27・28回 実践応用6 第29・30回 これまでのまとめと復習 |
評価方法 | 授業時の応答・発言状況による平常点(40%)と課題レポート(60%)により総合評価する。 |
テキスト・参考文献等 | (教科書)太田茂『実践刑事証拠法』成文堂、2017年*必要な個所のコピーを配布する。 (参考文献)植村立郎編『刑事事実認定重要判決50選 上・下巻(第3版)』立花書房、2020年 模擬教材は、その都度コピーを配布する。 |
科目群 | 展開・先端科目群 |
サブタイトル |