授業科目名 | テーマ演習Ⅱ@刑法と医事法をめぐる現代的諸問題 |
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配当年次 | 2024 |
単位数 | 2単位 |
授業担当教員 | 井田 良 |
履修条件 | テーマ演習の受講者数の上限は30名とされているので、もし履修希望者がそれを上回る場合には、抽選の方法により選抜を行う。 |
科目の目的・到達目標 | この授業では、刑法および医事法の領域における現代的・応用的な問題を取り上げて、受講者とともに掘り下げた検討を行い、受講者が法律家としてもつべき的確な問題意識をもち、解決方法を自ら考案できるような法的思考力を修得できるようにすることを目的とする。受講者が、新しい問題領域において解決を迫られる重要な論点を具体的に指摘できるようになり、またそれらへのアプローチの方法を適切に言語化して説明できるようになり、問題解決の方向性を自分なりに見定めてそれを説得的に説明できるようになることをこの科目の到達目標としたい。 |
授業の概要 | まず担当者がそれぞれのテーマにつき議論されるべきポイントを提示し、それをめぐり受講者との間の質疑応答を通して問題についての理解を深めることとしたい。それぞれのテーマについて参考となる基礎的な文献はそのつど指摘することとする。 |
講義内容 | 第1・2回(第1週) 量刑と刑法理論 第3・4回(第2週) 裁判員裁判と量刑 第5・6回(第3週) 性犯罪処罰規定の改正 第7・8回(第4週) ドイツ刑法における正犯と共犯 第9・10回(第5週) 組織体の犯罪 第11・12回(第6週) 過失犯と交通犯罪 第13・14回(第7週) 国際刑法―国際刑事裁判所 第15・16回(第8週) 特殊詐欺をめぐる諸問題 第17・18回(第9週) 刑罰法規の解釈・事実認定・刑罰法規の適用 第19・20回(第10週) 人の終期(死亡時期) 第21・22回(第11週) 終末期医療 第23・24回(第12週) 臓器移植をめぐる法的諸問題 第25・26回(第13週) 出生前の生命の保護 第27・28回(第14週) 医療事故と刑法 第29・30回(第15週) 期末試験 |
評価方法 | 平常点(30%の割合。授業中の発言や参加状況等を総合的に評価する。)および期末試験(70%の割合)により評点を決める。 |
テキスト・参考文献等 | (テキスト) 特定のテキストは指定しない。 (参考文献) そのつど指示する。 |
科目群 | 演習 |
サブタイトル | 刑法と医事法をめぐる現代的諸問題 |