授業科目名 | 生活紛争と法 |
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配当年次 | 2024 |
単位数 | 2単位 |
授業担当教員 | 秋葉 康弘・阿部 純一・中川 深雪・生井澤 葵・宮下 修一 |
履修条件 | 特になし。 |
科目の目的・到達目標 | 法律学の基本的学修方法は、「良質な基本書の読解」ですが、具体的生活紛争シーン等の豊富な実務イメージやストーリーをもって取り組まないと、「ただただ字面を追うばかり」となり、法律知識や法的分析力は、なかなか身につけることはできません。担当教員のうち3名が実務の経験を有しているので、実際の経験に基づきビビッドに法律の使われている様子を示します。 本授業の目的は、1年次の皆さんが、具体的な紛争場面での「法の適用(はたらき)」イメージやストーリーを身につけることで、「法律学の当事者的・時間的・空間的理解」へと案内することを目的とする総合ガイダンス科目(道しるべ科目)です。あわせて、2年次の「民事訴訟実務の基礎」及び「刑事訴訟実務の基礎」へのブリッジ科目(橋渡し科目)でもあります。 社会人基礎力(チームワークで、問題点をみつけ解決を見い出す力、表現力、コミュニケーション力等)を身につけることを到達目標とします。法的な文書の書き方・語り方は、日常のものとは異なりますので、法律言葉のバイリンガルになることができるよう、話して・書く機会を準備しています。 |
授業の概要 | ①民事法分野(担当 生井澤・阿部・宮下) 手続映像視聴や多様なワークショップ(模擬和解期日・判決書起案・シンプル要件事実・訴訟物・抗弁マップ)を展開します。 ②刑事法分野(担当 秋葉・中川・生井澤・宮下) 模擬裁判員裁判ワークショップに基づいた事例分析を行います。 |
講義内容 | 第1部:民事法分野(民法・民事訴訟法)第1~20回 第2部:刑事法分野(刑法・刑事訴訟法)第21~28回 第3部:総復習・まとめ等(具体的内容は、開講後指示する)第29・30回 |
評価方法 | 平常点(授業での発言等の参加状況・欠席は減点事由とする)50%、民事判決起案30%、論告シート、弁護要旨シートまたは判決シート・刑事小テスト20%。 |
テキスト・参考文献等 | (教科書) 特に指定しません。 (参考書) 『第4版 民事訴訟第一審手続の解説 ―事件記録に基づいて―』(法曹会、2020年) 各分野の基本書(手持ちのもの) その他の教材は、必要に応じて適宜配布します。 配布した教材は授業の都度使用するので、きちんとファイリングして該当箇所がすぐに見られるようにしておくことを勧めます。 |
科目群 | 法律基本科目群 |
サブタイトル |