授業科目名 | 労働法Ⅱ(応用) |
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配当年次 | 2024 |
単位数 | 2単位 |
授業担当教員 | 米津 孝司 |
履修条件 | 「労働法Ⅰ(基礎)」の単位を修得していること。 |
科目の目的・到達目標 | 集団的労働法分野の理解を深めるとともに、労働法Ⅰで言及できなかった個別的労働関係法の重要な法分野を講義することを目的とする。個別的・集団的労働法の総合問題に取り組むことを通して応用能力の養成を目指すことが到達目標である。 |
授業の概要 | 集団的労働法関係を中心として、憲法28条の労働基本権保障の意義と、労働組合法における労働組合、団体交渉、労働協約、不当労働行為、争議行為に関する基礎的理解と応用力を修得する。あわせて個別的労働関係法の応用能力の向上を目指す。以上の目的のために、可能な限り双方向形式の授業を実施する予定。 |
講義内容 | 第1・2回 集団的労働関係法総論・労働基本権 第3・4回 労働組合・組合活動 第5・6回 団体交渉 第7・8回 労働協約(1) 第9・10回 労働協約(2) 第11・12回 不当労働行為(1) 第13・14回 不当労働行為(2) 第15・16回 団体行動(1) 第17・18回 団体行動(2) 第19・20回 雇用平等 第21・22回 労働安全衛生法・労災保険・労災民訴 第23・24回 労働者派遣法・パートタイム労働者 第25・26回 複雑な労働関係をめぐる総合問題 第27・28回 労働紛争の解決システム・労働関係の現代的展開 第29・30回 総復習・まとめ等(具体的内容は、開講後指示する) |
評価方法 | 学期末試験(80%)と授業への参加姿勢・発言状況(20%)をもとに総合評価する。 |
テキスト・参考文献等 | (テキスト) 西谷敏『労働法第3版』(日本評論社、2020年) (参考文献) 村中孝史・荒木尚志編『労働判例百選第10版』(有斐閣、2022年) |
科目群 | 展開・先端科目群 |
サブタイトル |