授業科目名 | 1群特講B@民法基本演習【1群特講Ⅰ@民法基本演習】 |
---|---|
配当年次 | 2024 |
単位数 | 1単位 |
授業担当教員 | 阿部 純一・前田 太朗 |
履修条件 | 特になし。 |
科目の目的・到達目標 | 受講者は、シラバスで指定される当該回で重要な条文、重要判例、学説につき予習をし、その成果を講義冒頭でおこなわれる問題演習を通じて確認する。さらに解説では教員と学生の双方向のやり取りを通じて各自の学習ポイントも探る。こうしたプロセスを経て、民法分野の重要な法制度・法規定に関する基本的な知識を確認、さらには拡充・深化を図ることを目的とする。このことで、司法試験等の各種試験の多肢選択式問題に自信をもって解答できる程度の学力を涵養することを到達目標とする。 |
授業の概要 | 受講者が授業計画を踏まえて当該回で重要な条文・重要判例・学説等を予習していることを前提にして、50分の授業のなかで、まず20分から30分程度で民法の基本的な知識に関する問題を解答する。そして残りの時間で、解説をおこなう(それが二コマ連続することになる)。その際、教員が一方的に解説するのではなく、関連する問題も含めて学生との質疑・応答を展開する。 |
講義内容 | 第1週(第1・2回) 民法総則(法律行為法と時効を中心とする) 第2週(第3・4回) 物権(物権的請求権、物権変動、所有権、用益物権) 第3週(第5・6回) 物権(担保物権)/債権総論1(総則・債権の効力・多数当事者の債権債務関係) 第4週(第7・8回) 債権総論2(債権者代位権・詐害行為取消権・債権譲渡・債務引受、債権の消滅等) 第5週(第9・10回) 債権各論1(契約法総論・契約法各論) 第6週(第11・12回) 債権各論2(法定債権) 第7週(第13・14回) 家族法(親族・相続) 第8週(第15回) 総復習・まとめ(具体的内容は、開講後指示する) |
評価方法 | 授業内でおこなわれる問題演習の結果及び授業への参加姿勢(教員との質疑・ディスカッション、受講態度等。欠席は減点事由となる)を総合して判断する。評価の比重は、問題演習の評価70%、授業への参加姿勢30%とする。 |
テキスト・参考文献等 | 特に指定はしないが、基本判例・重要判例をチェックするため、判例六法は必携である。また必要に応じてレジュメの配布及び参考文献の指示をおこなう。 |
科目群 | 法律基本科目群 |
サブタイトル |