授業科目名 | テーマ演習Ⅰ@国際商事契約の比較法的分析 |
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配当年次 | 2・3年次 |
単位数 | 1単位 |
授業担当教員 | 伊藤 壽英 |
履修条件 | 特になし。 |
科目の目的・到達目標 | 日本企業が外国企業との取引において利用する典型的な商事契約を取り上げ、各条項の意味を把握し、日本法との比較を通じて、その法的意義を理解することを目的とする。これによって、将来、ビジネス・ローヤーまたは渉外・国際関係法ローヤーとして海外企業法務関連の業務に対応する能力の具備を到達目標とする。 |
授業の概要 | 標準的な英文契約書式を教材として、各条項の意味内容を把握するとともに、とくに日本法と異なる原則・概念を理解する。さらに、関連する国内外の裁判例を渉猟し、比較法的知見を深めることとする。海外との取引を求める日本企業のためにリーガル・サービスを提供するビジネス・ローヤーや、主に国際的なビジネス法務を扱う渉外・国際関係法ローヤーにとって、基礎的な知見を得ることとする。 |
講義内容 | 第1回 日本企業と国際商事契約 第2回 国際売買契約(1) 第3回 国際売買契約(2) 第4回 国際販売代理店契約(1) 第5回 国際販売代理店契約(2) 第6回 国際ライセンス契約(1) 第7回 国際ライセンス契約(2) 第8回 中間小テスト 第9回 国際共同開発契約(1) 第10回 国際共同開発契約(2) 第11回 国際合弁契約(1) 第12回 国際合弁契約(2) 第13回 国際企業買収契約(1) 第14回 国際企業買収契約(2) 第15回 期末レポートの作成 |
評価方法 | 平常点(予習への取り組み、質疑応答への参加、意見発表の積極性等)を20%、中間小テストを30%、期末レポートを50%の割合で評価する。 |
テキスト・参考文献等 | (テキスト) 牧野和夫・河村寛治・飯田浩司『国際取引法と契約実務 第3版』(中央経済社、2013年) |
科目群 | 演習 |
サブタイトル | 国際商事契約の比較法的分析 |