授業科目名 | 模擬裁判(民事) |
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配当年次 | 2024 |
単位数 | 1単位 |
授業担当教員 | 石橋 克郎・木村 英明・小林 学・高田 裕成・生井澤 葵・二羽 和彦・水庫 正裕 |
履修条件 | 「民法Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ・Ⅴ・Ⅵ」、「民事訴訟法」(1年次配当)を単位修得済みであることが望ましい。 |
科目の目的・到達目標 | 民事訴訟法における第1審手続の流れを現実のものとして体感し、条文の趣旨や要件事実論が実際の訴訟にどのように生かされるのかについて、「民法等実体法と民事訴訟法」を結合させ、「理論と実務」の両面から、学修することを目的とし、その学修の成果をふまえて現実の訴訟の進め方を身につけることを到達目標とする。 |
授業の概要 | 1クラス15人程度で実施する。 学生には、各代理人及び裁判官役を分担させ、模擬民事訴訟事件記録を用いてロールプレイを行う。証人及び当事者役等は、担当教員及び実務講師(弁護士)3人において行う。 書面の作成については、配役による偏りがないようにし、訴状及び答弁書については、全員が作成するようにする。 毎回、講評し、軌道修正しながら、できるだけ実際の訴訟と同じように手続を進める。 |
講義内容 | 第1回 導入(イントロダクション) 第2回 訴状起案(ライティング) 第3回 訴状講評(ライティング) 第4回 答弁書起案・答弁書講評(ライティング) 第5回 争点の整理(ロールプレイ) 第6回 本人尋問及び証人尋問(ロールプレイ) 第7回 判決講評・総評 第8回 総復習・まとめ等(具体的内容は、開講後指示する) |
評価方法 | 合否のみの判定である。原則として、すべての授業に積極的に参加しかつ一定水準以上の課題についてのレポートを提出した場合を評価の対象とする。やむを得ない理由により授業を欠席した場合やレポートを提出しなかった場合には、その理由を勘案して担当教員が評価の対象とするか否かを決定する。評価の基準(割合)は、授業中の参加意欲及び態度(50%)、提出レポート(50%)であり、合計で60%以上の評価を得た者を合格とする。 |
テキスト・参考文献等 | (参考文献等) 司法研修所編『8訂 民事弁護の手引(増補版)』(日本弁護士連合会、2019年)〔A4版〕 司法研修所編『7訂 民事弁護における立証活動(増補版)』(日本弁護士連合会、2019年)〔A4版〕 司法研修所編『4訂 紛争類型別の要件事実』(法曹会、2023年) 加藤新太郎編著『民事尋問技術(第4版)』(ぎょうせい、2016年) 司法研修所編『民事訴訟における事実認定』(法曹会、2014年) 司法研修所編『改訂 事例で考える民事事実認定』(法曹会、2023年) |
科目群 | 実務基礎科目群 |
サブタイトル |