授業科目名 | テーマ演習Ⅰ@児童虐待と子どもの人権 |
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配当年次 | 2024 |
単位数 | 1単位 |
授業担当教員 | 池田 清貴 |
履修条件 | 履修者は15名程度とする。 |
科目の目的・到達目標 | 本演習では、弱者の人権のうちでも特に救済の遅れていた親による子どもへの虐待の分野において、家庭内虐待防止のための社会的なシステムが整備されてきた状況を総論的に学ぶとともに、各論として具体的なケースを通じて法律家の役割を学ぶことを目的とし、その内容を説明できるようになることを到達目標とする。 |
授業の概要 | 最初に、子ども虐待の現状を学び、民法、児童福祉法及び児童虐待防止法等による子ども虐待防止の社会システム、虐待を受けた子どもの社会的受け皿の諸制度を学ぶ。その上で、複数の具体的事例を用いて、具体的な法的対応を議論しながら学んでいきたい。なお、履修者の関心に合わせて、適宜講義内容を変更することがある。 |
講義内容 | 第1回 子ども虐待の現状を知る 第2~4回 子ども虐待防止の社会システム 第5回 社会的養護(施設・里親・自立援助ホーム・シェルター) 第6回 特殊な虐待、新しい虐待 第7回 具体的事例の検討(1) 第8回 具体的事例の検討(2) 第9回 具体的事例の検討(3) 第10・11回 具体的事例の検討(4) 第12・13回 具体的事例の検討(5) 第14回 具体的事例の検討(6) 第15回 総復習・まとめ等 |
評価方法 | 演習への取り組みの姿勢(60%)及び期末のレポート(40%)により行う。 なお、期末のレポートを提出しなければ、他の評価項目の得点にかかわらず、F評価とする。 |
テキスト・参考文献等 | (テキスト) 榊原富士子・池田清貴『親権と子ども』岩波新書、2017年 |
科目群 | 演習 |
サブタイトル | 児童虐待と子どもの人権 |