授業科目名 | Foreign Law Seminar@アメリカ著作権法 |
---|---|
配当年次 | 2024 |
単位数 | 1単位 |
授業担当教員 | 泉 克幸・佐藤 恵太 |
履修条件 | 特になし(ただし、日本の著作権法と比較する内容が講義で多々とりあげられます)。 |
科目の目的・到達目標 | アメリカ合衆国の連邦著作権制度の基本的仕組みを理解し、主要な紛争例について知識を得ることによって、日本の著作権制度を立体的に理解する基礎をつくることを目的とする。その内容を説明できるようになることを到達目標とする。 |
授業の概要 | アメリカ合衆国著作権法に関して、その基本的仕組み、基礎的概念、重要判例などを、日本語で概説する講義である。 |
講義内容 | 1 前史(アン法前後)、憲法(特許・著作権条項)、創作性の意義→ファイスト 2 侵害の要件、カテゴリーの違い、アイデアと表現→ニコラス、ベイカーvセルデン 3 フェアユース→プリティーウーマン、ソニー、グロクスター 、ケリーvアリバ、作家組合vグーグル、ヴァイアコム、UMG、MP3(セーフハーバー)、ティファニー 4 プログラムの保護範囲→ウエーラン、Cavアルタイ、ロータスvボーランド 5 データベース、編集著作物など→ファイストなど 6 訴訟、予備的差止命令、損害→コムライン 7 日本法との違いのまとめ 8 ビデオゲーム、改変→ミッドウェーvアーティック、ミクロスターvフォルムジェン 9 ファーストセールドクトリン、侵害的輸入→クオリティキングvランザ、キルザエング、ユーズドソフト(EU)、リディジ 10 中間的複製、リバースエンジニアリング→セガvアコレード、アタリvニンテンドー 11 インターネット関連(特にファイル交換ソフト)、間接侵害→セガvマフィア、ナップスター、グロクスター 、ケーブルヴィジョン、アエリオ 12 DMCA、コピーコントロールとアクセスコントロール→レックスマークvスタティックコントロール 13 登録-日米比較、特にプログラム、著作権表示、損害賠償との関係 14 独禁法との関係、ミスユース→レイザーコムvレイノルズ、ウエストvミード、アップル電子書籍 15 総復習・まとめ等(具体的内容は、開講後指示する) |
評価方法 | レポート70%、発言点30%を総合評価する。詳細は、初回授業で指示する。 |
テキスト・参考文献等 | テキストは、特に指定しない。参考文献は、その都度指示する。 |
科目群 | 基礎法学・外国法・隣接科目群 |
サブタイトル | アメリカ著作権法 |