授業科目名 | 政策形成と法 |
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配当年次 | 2024 |
単位数 | 2単位 |
授業担当教員 | 原島 良成・吉野 維一郎 |
履修条件 | なし。 |
科目の目的・到達目標 | 当科目は、主に「公共政策ローヤー」を養成するために設けられた科目である。「公共政策ローヤー」は、司法部門を主要な活動のフィールドとする伝統的なローヤーとは異なる。伝統的なローヤーは、既に存在する法の解釈・適用に従事し、もって過去の紛争を解決する。一方、「公共政策ローヤー」は、大きく変化する内外の社会経済情勢を背景に、現実に生じている課題のみならず、今後生じうる諸課題に対応するため、「法」を一つのツールとしてとらえ、立法政策も視野に入れ、新しい時代の制度をダイナミックに構築していく。当科目では、このような「公共政策ローヤー」に求められる問題分析の視点と柔軟な思考力を養成することを目的とし、それを用いて問題解決ができるようになることを到達目標とする。 なお、複雑、困難化する現代の諸問題を多角的にとらえる視点を養成することも当科目の目的とするため、伝統的なローヤーを目指す者にとっても当科目は有益である。 |
授業の概要 | 上記のような科目の特性に鑑み、毎回、主に国の行政機関の中枢で活躍されている方をゲストスピーカーとして招き、国家行政の最前線で何が問題となり、当該問題がどのように解決されようとしているのか等について講義していただく。文字どおり、当該行政分野でわが国を牽引している方々による講義と考えて欲しい。 2024年度もまた、我が国の財政・税制、エネルギー問題、働き方変革、IoT・AI等時宜に応じたテーマを取り上げる予定であるが、シラバス作成時点(2024年1月時点)では、具体的なテーマ及びゲストスピーカーは固まっていない。いずれについても、固まり次第、掲示等で連絡する予定である。 |
講義内容 | 第1週(第1・2回)オリエンテーション 第15週(第29・30回)レポートのまとめ(予定) |
評価方法 | 提出物(レポート)による成績評価に加え、授業への参加の姿勢を評価(積極的に発言をしているか等。発言の内容等が欠席のマイナスを補うこともあり得る)し、総合的に判断する(レポート70%、平常点30%)。なお、レポートの未提出は厳格に評価される。 |
テキスト・参考文献等 | 各講師による詳細なレジュメが用意される予定である。 |
科目群 | 展開・先端科目群 |
サブタイトル |