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シラバス(講義要項)データベース:ロースクール|2025年度版

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ホーム > 1群特講C@憲法訴訟論Ⅰ(基礎)

授業科目名 1群特講C@憲法訴訟論Ⅰ(基礎)
配当年次 2・3年次
単位数 2単位
授業担当教員 土屋 武
履修条件  1年次の「憲法Ⅰ」、「憲法Ⅱ」の単位を修得済みであるか、履修していることが望ましい。
科目の目的・到達目標  「憲法訴訟とはどういうものか」、「憲法上の争点の主張はどのようにして行われるか」について、憲法の分野のみならず、現行の訴訟制度の中で位置づけ、検討することを目的とする。到達目標は、具体的な事件に即して、合憲(合法)側、違憲(違法)側の主張を踏まえ、説得的な憲法論を柔軟に立論するための能力を養うことにある。
授業の概要  本講義は、以下の授業計画に即して、具体的な事案を重視しつつ授業を行う。また、合違憲性の主張・審査形式の検討では、日本の解釈論に影響を与えている米独の判例学説との比較法的検討を行う。
 当該科目はディプロマ・ポリシーにおける「養成する法曹像」の中で「公共政策ローヤー」に必要とされる政策形成と法、実務行政訴訟にかかわるような憲法訴訟に関する知識を身につける役割を有する。
 
講義内容 第1回 憲法訴訟の全体像
第2回 憲法訴訟の前提―司法権の範囲と限界
第3回 憲法訴訟の形態①―抗告訴訟における憲法訴訟
第4回 憲法訴訟の形態②―客観訴訟における憲法訴訟
第5回 憲法訴訟の形態③―国家賠償請求訴訟における憲法訴訟
第6・7回 合違憲性の主張・審査形式①―法令の合憲性
第8・9回 合違憲性の主張・審査形式②―法令の合憲性と立法事実論
第10回 合違憲性の主張・審査形式③―法令の合憲性と憲法適合的解釈
第11回 合違憲性の主張・審査形式④―適用の合憲性(適用違憲)
第12回 合違憲性の主張・審査形式⑤―比較衡量論
第13回 合違憲性の主張・審査形式⑥―憲法上の争点の提起
第14回 違憲判決の方法と憲法訴訟の全体像
第15回 復習と質問の時間
評価方法  期末試験80%、平常点20%の割合で評価する。平常点は発言等の授業への参加状況(欠席は減点事由とする)に加えて、受講態度や質問に対する回答等に特にすぐれたものがあったとき、加点要素として考慮する。
テキスト・参考文献等  使用文献については、授業時に適宜指示する。事例教材は、毎回あらかじめC plusで配信(第1回のみ配布)する。
科目群 法律基本科目群
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