授業科目名 | 4群特講Ⅱ@社会安全政策と法 |
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配当年次 | 2024 |
単位数 | 2単位 |
授業担当教員 | 四方 光・鈴木 秀洋・堤 和通 |
履修条件 | 特になし。 |
科目の目的・到達目標 | 社会安全の課題を日常的な生活場面に着目して考察することを目的とする。地域や家庭といった生活場面で発生し、あるいは主要な要因が発見できる課題として、少年非行、親密圏事象、ストーカー行為を取り上げ、犯罪あるいは暴力の減少策を予防、被害回避、原状回復、加害者更生、懲罰という複数の関心から、現行体制と問題の背景(諸要因)を踏まえたうえで、法分野横断的な包括的な解決策を考えることができるようになることを到達目標とする。 |
授業の概要 | 日常の生活場面に係わる社会安全の課題を法分野横断的に考察し、制度設計と運用改善の視点を養う。 現場に精通する自治体行政の研究者と、本学専任の実務家教員(警察庁)と刑事法専攻の担当者によるオムニバス形式をとる。 |
講義内容 | 第1・2回(第1週第1日) ガイダンス 堤 第3・4回(第2週第2日) 刑事司法論 堤 第5・6回(第3週第3日) 犯罪のガヴァナンス 堤 第7・8回(第4週第4日) 犯罪学 堤 第9・10回(第5週第5日) 少年法(沿革と法制) 堤 第11・12回(第6週第6日) 少年法(運用) 四方 第13・14回(第7週第7日) 犯罪予防(まとめ:警察活動を中心に) 四方 第15・16回(第8週第8日) RJ(修復的司法) 堤 第17・18回(第9週第9日) 犯罪予防(まとめ:少年非行を中心に) 堤 第19・20回(第10週第10日) 親密圏その1(児童虐待) 鈴木 第21・22回(第11週第11日) 親密圏その2 鈴木 第23・24回(第12週第12日) ストーカー行為規制 鈴木 第25・26回(第13週第13日) 暴力団対策(自治体行政、条例) 鈴木 第27・28回(第14週第14日) 安全安心まちづくり 鈴木 第29・30回(第15週第15日) まとめ |
評価方法 | 学期末に提出を求めるレポート(80%)及び授業への参加状況等の平常点(欠席は減点事由とする。20%)により、評価する。 |
テキスト・参考文献等 | 警察政策学会編『社会安全政策論』立花書房、2018年。第19回からは鈴木秀洋『虐待・DV・性被害・災害等から市民を守る 社会的弱者にしない自治体法務』第一法規、2021年。 その他、随時紹介する。 |
科目群 | 展開・先端科目群 |
サブタイトル |