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シラバス(講義要項)データベース:ロースクール|2025年度版

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授業科目名 行政法
配当年次 2年次
単位数 2単位
授業担当教員 金﨑 剛志・土田 伸也
履修条件  ※既修入学者の一部は「行政法」が既修得扱いされるため、履修の要否について確認すること。
科目の目的・到達目標  本授業は、受講者が行政法の体系的・基礎的知識を修得するとともに、法的な問題解決に向けた基礎的能力を身につけることを目的とする。
 本授業の到達目標は、以下の通りである。
 ①行政法上の基本概念について説明できる。
 ②行政法上の基本的な考え方(理論)について具体例とともに説明できる。
 ③行政法上の主要な法律の仕組み及び制度趣旨について説明するとともに、比較的簡単な事例において関係条文を適用し、解決策を提示できる。
 なお、C plusにおいて、科目ごとの到達目標を掲げているので、自学自習を含めて各自が初級~中級段階で理解しておくべき事項を修得できるよう、計画的に学修を進めてもらいたい。
授業の概要  授業の前半(第1週~第7週)は、主として行政救済法の分野を扱う。授業の後半(第8週~第14週)は、主として行政法総論(行政作用法)の分野を扱う。
 開講時に全ての授業回のレジュメを配布する。授業は、このレジュメに即して行う。
講義内容 第1回 行政法の基礎と体系
第2回 行政不服申立て
第3回 行政事件訴訟の類型(1)~主観訴訟
第4回 行政事件訴訟の類型(2)~客観訴訟
第5回 取消訴訟の訴訟要件(1)~処分性①
第6回 取消訴訟の訴訟要件(2)~処分性②
第7回 取消訴訟の訴訟要件(3)~原告適格
第8回 取消訴訟の訴訟要件(4)~狭義の訴えの利益その他の訴訟要件
第9回 取消訴訟における主張制限
第10回 取消訴訟の手続~仮の権利保護・審理手続・判決
第11回 取消訴訟以外の抗告訴訟(1)~無効等確認の訴え、不作為の違法確認の訴え
第12回 取消訴訟以外の抗告訴訟(2)~義務付けの訴え、差止めの訴え
第13回 国家賠償
第14回 損失補償
第15回 行政活動の基本原理
第16回 行政活動の基準
第17回 行政の行為形式と行政処分の概念・効力
第18回 行政処分の瑕疵
第19回 行政処分の取消しと撤回
第20回 行政裁量の基礎
第21回 行政裁量の有無
第22回 行政裁量の統制
第23回 非権力的行政作用~行政契約・行政指導
第24回 行政手続法
第25回 実効性確保の手段(1)~行政強制
第26回 実効性確保の手段(2)~行政罰その他の新しい手段
第27回 情報の収集~行政調査
第28回 情報の管理~情報公開・個人情報保護制度
第29回 総復習
第30回 総復習
評価方法  学期末試験80%、平常点20%(平常点は、質疑応答での回答の内容など授業への貢献度に基づいて評価する)。
テキスト・参考文献等  教科書として、稲葉馨・人見剛・村上裕章・前田雅子『リーガルクエスト行政法(第5版)』(有斐閣、2023年)、参考書として、藤田宙靖『行政法入門(第7版)』(有斐閣、2016年)、斎藤誠・山本隆司(編)『別冊ジュリスト260行政判例百選Ⅰ(第8版)』(有斐閣、2022年)、斎藤誠・山本隆司(編)『別冊ジュリスト261行政判例百選Ⅱ(第8版)』(有斐閣、2022年)を挙げておく。
 自主学修用教材として、土田伸也『基礎演習行政法(第2版)』(日本評論社、2016年)、土田伸也『実戦演習行政法(第2版)』(弘文堂、2022年)を指定する。
科目群 法律基本科目群
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