授業科目名 | 1群特講B@契約法の最前線 |
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配当年次 | 2・3年次 |
単位数 | 1単位 |
授業担当教員 | 北居 功 |
履修条件 | 2年生の民法必修科目を履修済みであることが望ましい。 |
科目の目的・到達目標 | 本講義は、表題のとおり、民法のとりわけ契約法にかかわる最新の事例を研究することを内容としている。本講義は、受講生が法科大学院で学んできた民法の基本的な知識とその応用力を用いて、どのように具体的な問題の解決へと至ることができるのかを、最新の裁判例等の素材を用いて試みることを目的とする。したがって、最新の素材を扱うため、民法の教科書や判例集、演習書などでは基本的に扱われないテーマを題材とすることとなる。受講生には、到達目標調達目標となる具体的な紛争解決を図るために、定着した基本知識と相応の高度な応用力、さらに柔軟な思考を求めることになる。 |
授業の概要 | 本講義の授業内容は、受講生との対話を通じて、新しい問題に取り組むことを通じて、現代における民法の契約法が持つ問題解決機能を実感することにある。そのため、素材は、下級審裁判所が判断している事例を主として取り上げることになるが、裁判所の判断をどのように批判的に受け止め、評価できるのかという受講生の応用力を試したい。 |
講義内容 | 第1週 意思表示の到達 第2週 意思表示の解釈 第3週 契約締結上の過失 第4週 事情変更の原則 第5週 元本充当と時効更新 第6週 利息論 第7週 倒産隔離 第8週 まとめ |
評価方法 | 平常点 (発言号の勉学意欲など)40%とレポート(授業内で課題を指示して授業期間中に提出を求める) 60%で評価する。 |
テキスト・参考文献等 | 受講者が日常的に勉強に使っているテキストや参考文献以外の必要なテキストや文献は必要ない。その都度、参照すべき関係判例などについては、適宜指示する。 |
科目群 | 法律基本科目群 |
サブタイトル |