授業科目名 | 基礎演習@法文書作成の基礎 |
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配当年次 | 1年次 |
単位数 | 1単位 |
授業担当教員 | 井田 良・柴田 憲司・土田 伸也・前田 太朗 |
履修条件 | 履修人数は原則15名以内とする(最大でも30名以内)。事前相談で履修者を決定します。 |
科目の目的・到達目標 | 憲法、民法、刑法の各分野の比較的簡単な事例問題を素材にして、法科大学院1年次段階で必要と考えられる起案力の基礎を養成することを目的とする。紛争の法的解決に必要な規範を見定め、必要に応じて適切な法解釈を展開するとともに、一定の事実から法の適用に必要な事実を抽出し、法規範に当該事実を当てはめ、法的な結論を導き出す力を身につけることを到達目標とする。 |
授業の概要 | 全15回の授業のうち、第1・2回は法律分野を特に固定化することなく、起案を行うために必要となる基礎的知識を確認する。第3~6回は憲法を素材として起案力の向上を図る。このうち第3・4回では憲法の事例問題に対応するために必要となる基礎的知識を確認する。第5回では実際に起案を行い、第6回で講評を行う。憲法と同様に、民法及び刑法についても、4回分の授業回を用い、同様のやり方で授業を進めていく。 なお、実際の起案はCBT化を見据え、受講生にはパソコンを利用して行ってもらう予定である。 |
講義内容 | 第1・2回 起案の基礎 第3・4回 憲法その1 第5・6回 憲法その2 第7・8回 民法その1 第9・10回 民法その2 第11・12回 刑法その1 第13・14回 刑法その2 第15回 総復習 |
評価方法 | 3回分の起案の評価(75%)、授業における発言内容等の平常点(25%)。 |
テキスト・参考文献等 | テキストは指定しない。授業の前に事例問題をあらかじめ配布するとともに、必要に応じて解説を配布する。 参考文献として、井田良・佐渡島紗織・山野目章夫『法を学ぶ人のための文章作法(第2版)』(有斐閣、2019年)、岩川隆嗣・大塚智見・小峯庸平・瀬戸口祐基 『民法演習 はじめて解いてみる16問』(有斐閣、2024年)を挙げておく。 |
科目群 | 法律基本科目群 |
サブタイトル | 法文書作成の基礎 |