授業科目名 | 4群特講Ⅱ@倒産法最新判例と事例研究 |
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配当年次 | 2024 |
単位数 | 2単位 |
授業担当教員 | 佐藤 鉄男 |
履修条件 | 「倒産処理法Ⅰ」を履修済みであること。「倒産処理法Ⅱ」又は「事業再生法」も履修済みないし併行履修することが望まれる。 |
科目の目的・到達目標 | 目的:最新判例、事例問題を通じて倒産処理法の応用能力を身につける。 到達目標:判例を批判的に分析できるようになる。起案力の向上。 |
授業の概要 | 本特講は、倒産法の学力強化を目指す受講生を想定し、最新判例や事例研究を通じ、応用力の強化を目指し、毎週取り組む。最新判例は割り当て分、事例問題は全員、起案を求め、添削して返す予定である。 |
講義内容 | 第1週 ガイダンス(事案作図と時系列の作り方) 第2週 破産と相続 最決令和3・6・21民集75巻7号3111頁を扱う。 第3週 現存額主義と超過配当 最判平成29・9・12民集71巻7号1073頁を扱う。 第4週 事例問題① 事例問題と起案 第5週 無償否認と債務超過 最判平成29・11・16民集71巻9号1745頁を扱う。 第6週 自動車の所有権留保 最判平成29・12・7民集71巻10号1925頁を扱う。 第7週 事例問題② 事例問題と起案 第8週 請負契約の解除と相殺 最判令和2・9・8民集74巻6号1643頁を扱う。 第9週 三者間相殺の可否 最判平成28・7・6民集70巻6号1611頁を扱う。 第10週 事例問題③ 事例問題と起案 第11週 管財人の別除権確認と消滅時効 最決令和5・2・1民集77巻2号183頁を扱う。 第12週 個人再生における不正 最決平成29・12・19民集71巻10号2632頁を扱う。 第13週 事例問題④ 事例問題と起案 第14週 最新判例の検討 2024年に現れた重要判例を扱う。 第15週 総復習 |
評価方法 | 平常点40%(毎回の予習と授業への参加)、分担レポート40%(担当する最新判例の整理)、事例問題起案20%。 判例や事例を正しく整理しているか、自分の言葉で私見を提示できているか、に重点をおいて評価する。 |
テキスト・参考文献等 | 特定のテキストは用いない。松下淳一・菱田雄郷『倒産判例百選〔第6版〕』(有斐閣、2021年)は常に持参のこと。 |
科目群 | 展開・先端科目群 |
サブタイトル |