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シラバス(講義要項)データベース:ロースクール|2025年度版

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ホーム > 国際法Ⅰ(基礎)

授業科目名 国際法Ⅰ(基礎)
配当年次 2・3年次
単位数 2単位
授業担当教員 小坂田 裕子
履修条件  特になし。
科目の目的・到達目標  相互依存関係にある国際社会においては、国際法の理解なしでは、現実の法的問題の理解と検討も十分ではない。例えば、領土問題や海洋紛争を例としても、領土や海洋法に関する国際法の原則の理解がなければ、それらの紛争の真の解決方法を見いだすことはできないのである。そこで、国際法総論の授業では、国際法の基本的な内容をコンパクトにまとめて基礎的な理解を確実に身につけることを目的とする。国際法の基本構造の理解を重視し、国際法上の基本問題に関する学説、判例を中心に、応用力につなげるための基礎的知識を修得することが到達目標である。
授業の概要  国際法の基本構造の理解を確実にした上で、学説・判例を通じて理解を深める。
講義内容 第1週 国際法の歴史及び法的性質 
第2週 国際法の主体、法源(1)
第3週 国際法の法源(2)、条約法(1)
第4週 条約法(2)
第5週 条約法(3)
第6週 国際法と国内法の関係(国際法の国内的適用)
第7週 国家承認、政府承認 
第8週 国家承継、国家の基本的権利・義務
第9週 外交関係法
第10週 国家の領域
第11週 国際公域(国際運河、国際河川、南極)、空域、宇宙
第12週 海洋法(1)
第13週 海洋法(2)
第14週 海洋法(3)
第15週 総復習・まとめ等(具体的内容は、開講後指示する)
評価方法  平常点(出席状況及び質疑応答への対応(10%)、ミニテスト(30%))及び期末レポート(60%)により総合的に評価する。
テキスト・参考文献等 (テキスト)主として授業用のレジュメを用いて授業を進める。
(参考文献)市販の教科書としては、①から③のいずれか1冊を薦める。
①柳原正治・森川幸一・兼原敦子編『プラクティス国際法講義(第4版)』(信山社、2022年)
②浅田正彦編『国際法(第5版)』(東信堂、2022年)
③岩沢雄司著『国際法(第2版)』(東京大学出版会、2023年)
 これらの他に、条約集は必携である。
④条約集(有斐閣、東信堂のいずれか)
⑤森川幸一・兼原敦子・酒井啓亘編『国際法判例百選(第3版)』(有斐閣、2021年)
科目群 展開・先端科目群
サブタイトル

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