授業科目名 | テーマ演習Ⅰ@台湾の司法と手続法入門 |
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配当年次 | 2024 |
単位数 | 1単位 |
授業担当教員 | 佐藤 鉄男 |
履修条件 | 特になし。 |
科目の目的・到達目標 | 目的:日本法と関連性のある台湾の司法・手続法を学ぶことで日本法の位置づけを理解する。 到達目標:台湾法と比較することで日本法の長所・短所を把握し、改善点を見つけ出せるようになる。 |
授業の概要 | 教材として、蔡秀卿=王泰升編著『台湾法入門』(法律文化社、2016年)及び森・濱田松本法律事務所『台湾ビジネス法務』(商事法務、2022年)を使う。受講者の希望があれば、繁体字の原典資料を使う。 本科目は、日本法とのつながりが深い台湾の司法、手続法について学び、日本法を相対的に理解するとともに、外国法への視野をもつ法曹になる基礎を養う。渉外・国際関係法ローヤーへの足がかりとなる。 授業の過程で作成した日台比較レポートはコメントを本人に返す予定である。 |
講義内容 | 第1週 ガイダンス 第2週 台湾の歴史と法 台湾の歩みと法制度の特徴を学ぶ。 第3週 台湾の司法システム 台湾の独特な司法制度について学ぶ。 第4週 専門法院 知財法院、商業法院、少年・家事法院について学ぶ。 第5週 商業事件 商業事件審理法について学ぶ。 第6週 破産法 台湾破産法の現在状況について学ぶ。 第7週 消費者倒産 消費者債務清理條例について学ぶ。 第8週 総復習・まとめ等(具体的内容は、開講後指示する) |
評価方法 | 平常点60%、期末レポート40%。日台の比較を意識し、教材を予習し毎回の質疑応答に参加しているかどうか、文字(レポート)にそれを表現できているかどうかが評価のポイントになる。期末レポート未提出の場合は、単位を修得できない。 |
テキスト・参考文献等 | 蔡秀卿=王泰升編著『台湾法入門』(法律文化社、2016年)及び森・濱田松本法律事務所『台湾ビジネス法務』(商事法務、2022年)を基本的な参考教材とし、毎回の授業内容に即した資料を適宜紹介する。 |
科目群 | 演習 |
サブタイトル | 台湾の司法と手続法入門 |