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シラバス(講義要項)データベース:ロースクール|2025年度版

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ホーム > テーマ演習Ⅰ@新時代の刑事訴訟における重要問題

授業科目名 テーマ演習Ⅰ@新時代の刑事訴訟における重要問題
配当年次 2・3年次
単位数 1単位
授業担当教員 滝沢 誠
履修条件  「刑事法総合Ⅲ」を単位修得していること。履修者は3年次生に限定する。履修許可に当たっては、司法試験に合格していることも重要な考慮要素とする。履修人数は最大15名程度とする。履修希望者が多い場合には、抽選する。
科目の目的・到達目標  近時、刑事訴訟法分野においては、社会状況の変化に伴い、従来までの刑事訴訟の枠組みでは解決できない法的争点を解決する必要性が迫られてきている。
 そこで、本テーマ演習は、実務上生じている法的争点、今後に立法あるいは最高裁判所の判例により解決されることが求められる法的争点のいくつかを取り上げ、これらについて理論的に整理・検討し、いまだ解決がなされていない実務上の問題解決への応用能力を身につけることを目的とする。
 また、本テーマ演習の到達目標は、学生が、刑事訴訟法の体系的な知識をさらに理解するとともに、理論的に上記の問題解決への応用能力を身につけることである。
授業の概要  本テーマ演習では、事前に教材を配布するので、学生はそれを読み、内容を把握した上で、自己の見解を整理しておく必要がある。授業では、教員が質問し、学生がそれに答えるという問答法をベースにしながら、重要な問題点については適宜参加者全員で討論する。
 また、本テーマ演習は、ディプロマ・ポリシーにおける「養成する法律像」の中で「刑事法ローヤー」に必要とされる刑事法分野の先端的テーマを取り扱うことができる法曹として必要な知識を身につける役割を有する。
講義内容 第1・2回 いわゆる強制採尿令状の発付のための留置き
第3・4回 捜索時におけるスマートフォン等の使用制限
第5・6回 いわゆる越境リモートアクセス
第7・8回 個人特定事項の秘匿
第9・10回 刑事手続におけるIT化
第11・12回 取調べ状況を録音録画した記録媒体の実質証拠としての利用
第13・14回 国際犯罪捜査の実務
第15回 総復習・まとめ等(具体的内容は、開講後指示する)
評価方法  授業中の発言としての平常点(60%)と課題レポート(40%)により評価する。平常点については、授業の予習及び復習をしていることを前提として、刑事訴訟法についての基礎知識を理解しているかどうかという観点から、具体的な問題点を説明・検討できるかどうかを評価する。また、課題レポートについては、これを提出しなければ、他の評価項目の得点にかかわらず、F評価とする。
テキスト・参考文献等 (参考文献)
 高嶋智光編『新時代における刑事実務』(立花書房、2017)品切
 川出敏裕『刑事手続法の論点』(立花書房、2019)
科目群 演習
サブタイトル 新時代の刑事訴訟における重要問題

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