授業科目名 | 1群特講B@応用演習民事訴訟法【1群特講Ⅰ@応用演習民事訴訟法】 |
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配当年次 | 2024 |
単位数 | 1単位 |
授業担当教員 | 小林 学 |
履修条件 | 「民事法総合Ⅲ」を履修済みであることが望ましい。 |
科目の目的・到達目標 | 民事訴訟法の重要論点が複雑に絡み合った事例問題を題材として、法曹に必要とされるリーガル・プロフェッションとしての「起案の流儀」をマスターすることを目的とする。その達成のために、本授業では短時間に「起案構成書」(起案の要点や枠組みのメモ書き)をまとめる能力を身につけることを到達目標とする。毎回の「起案構成」トレーニングにより、民事訴訟法の基本理念を駆使して論理を積み重ねることで問題解決に到達することのできる能力を身につけてゆく。 |
授業の概要 | ①【事前学修】(下記の「授業外の学修活動」参照)により作成した「起案構成書」を持参して授業に臨む。 ②指名された履修者は、自らの起案構成をプレゼンテーションする。 ③その後、教員のファシリテーションにより、全員参加の質疑応答、ディスカッションを経て各自の起案構成をブラッシュアップする。 |
講義内容 | 第1回 イントロダクション―リーガル・プロフェッションとしての起案の流儀― 第2回 当事者の確定×上訴 第3回 当事者適格×訴訟参加 第4回 将来給付の利益×相殺の抗弁 第5回 訴訟物の特定×訴訟物の個数 第6回 一部請求×過失相殺 第7回 弁論主義×釈明 第8回 訴訟物×既判力 第9回 債務不存在確認訴訟×既判力 第10回 既判力×民法177条の「第三者」 第11回 既判力×訴訟承継 第12回 同時審判申出共同訴訟×訴訟告知 第13回 参加×承継 第14回 死者名義訴訟×固有必要的共同訴訟 第15回 総復習・まとめ等(具体的内容は、開講後指示する) |
評価方法 | 平常点30%、レポート70%の割合で評価する。なお、平常点は、プレゼンテーションやディスカッションにおける発言内容等の授業へのコミットメントの程度に基づいて評価する。 |
テキスト・参考文献等 | (参考文献) 高田裕成=畑瑞穂=垣内秀介編『民事訴訟法判例百選(第6版)』(有斐閣、2023年) |
科目群 | 法律基本科目群 |
サブタイトル |