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シラバス(講義要項)データベース:ロースクール|2025年度版

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ホーム > 手形法・小切手法

授業科目名 手形法・小切手法
配当年次 2・3年次
単位数 1単位
授業担当教員 伊藤 壽英
履修条件  特になし。
科目の目的・到達目標  手形法・小切手法を中心として、企業取引の決済手段である手形小切手に固有の法的概念・性質を理解することを目的とする。実務上問題となる論点に関連して、判例に現れた事例をもとに、当事者の法律関係・利害対立を分析し、その解決のための理論構成を学修する。これにより、判例の背後にある取引実務を理解し、法律家として必要な問題発見と解決能力を涵養することを到達目標とする。
授業の概要  事前に配布する問題の設例を分析して、当事者間の利害関係を明らかにしたうえで、学説・判例による解決を学修する。特に、民法の一般原則からのアプローチとその結果の妥当性について深く検討することが求められ、そのうえで有価証券の流通原則による修正がいかなる範囲で、どのように可能となるかを考察していくこととする。受講者はつねにこのような「複眼的思考」をすることを求められる。
講義内容 第1回 有価証券の意義および種類
第2回 手形小切手の意義・法的構造
第3回 法律行為としての手形行為
第4回 他人による手形行為
第5回 手形要件
第6回 手形の流通・裏書
第7回 善意者保護制度(1)
第8回 善意者保護制度(2)
第9回 小テスト
第10回 手形抗弁各論(1)
第11回 手形抗弁各論(2)
第12回 手形保証・隠れた手形保証
第13回 支払・遡求
第14回 銀行取引と手形取引
第15回 総復習・まとめ等(具体的内容は、開講後指示する)
評価方法  期末試験を70%、小テストを20%、授業における討論への参加を10%として総合評価する。
テキスト・参考文献等 (テキスト)早川徹『基本講義 手形・小切手法(第2版)』 (新世社、2018年)
(参考文献)『手形小切手判例百選(第7版)』 (有斐閣、2014年)
科目群 法律基本科目群
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