授業科目名 | ローヤリング |
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配当年次 | 2024 |
単位数 | 1単位 |
授業担当教員 | 碇 由利絵・小林 喜浩・髙橋 秀一 |
履修条件 | 特になし。 |
科目の目的・到達目標 | 法律相談や交渉等、依頼者や相手方との面接・相談・説得が必要となる場面におけるコミュニケーションの重要性を理解し、その応用能力を身につけることを目的とする。 複数回のロールプレイを通じ、どのように事実を聴取し、あるいは説得するか等、具体的なコミュニケーションのあり方を自ら工夫し、実行できるようになることを到達目標とする。 |
授業の概要 | 法律知識を現実の法律実務に生かすためには、依頼者との面接・相談・説得の技法を身につけることはむろんのこと、相手方との交渉・調停・仲裁等のADRの理論や実務を修得することが不可欠である。これらが多くの学生にとって未経験であることを考慮し、第1回の相談から解決に至る段階ごとに、複数の事例をもとにしたロールプレイを実施し、模擬体験を積むなかから、法律実務家に求められるこれらの実務的な知識技能や心構えを、自ら修得することを狙いとしている。 |
講義内容 | 第1回(講義)法律相談総論、ロールプレイのガイダンス 第2回(ロールプレイ)事実関係の聴き取り 第3回(討論・講義)事実関係の聴き取り、問題解決方法の選択・助言 第4回(ロールプレイ)問題解決方法の選択・助言 第5回(討論、講義)問題解決方法の選択・助言、交渉と説得 第6回(ロールプレイ)交渉と説得 第7回(講義・討論)交渉と説得・まとめ 第8回 総復習・まとめ等(具体的内容は、開講後指示する) |
評価方法 | 授業中に行われるロールプレイや講義の参加状況、発言により、合否を判定する。 |
テキスト・参考文献等 | (参考文献) 1 名古屋ロイヤリング研究会編『第2版実務ロイヤリング講義』民事法研究会、2009年 2 榎本 修『ローヤリングの考え方』名古屋大学出版会、2022年 3 中村芳彦ほか『リーガル・カウンセリングの理論と臨床技法』北大路書房、2022年 4 太田勝造ほか『ロースクール交渉学(第2版)』白桃書房、2007年 |
科目群 | 実務基礎科目群 |
サブタイトル |